C・ロナウド、ディバラ、ピアニッチ アッレグリが語るFKキッカーの選択

レアル時代から代名詞だったロナウドのフリーキック photo/Getty Images

優秀なキッカーが3人も

近年は成功率が落ちてはきているが、クリスティアーノ・ロナウドの武器の1つがフリーキックだ。独特な仁王立ちスタイルから放たれる強烈なシュートはマンチェスター・ユナイテッド時代から数多くのGKを惑わせてきた。当然ユヴェントスでもキッカー候補だが、マンUやレアル・マドリードとは状況が異なる。

ユヴェントスには左のパウロ・ディバラ、アンドレア・ピルロ級とも言われるキック精度を誇るミラレム・ピアニッチと優秀なキッカーが2枚もいる。ロナウドだけにフリーキックを任せるのは得策ではないだろう。指揮官マッシミリアーノ・アッレグリも上手く使い分けていく考えを示している。

伊『Calciomercato』によると、アッレグリは「ロナウドはスマートな男だからね。彼はピアニッチとディバラが素晴らしいキッカーだと理解しているし、この2人はゴールから近いエリアのフリーキックを蹴ることになるだろう。遠い位置ならロナウドが狙えるが、ゴールに近いエリアでのセットプレイはディバラとピアニッチが蹴ると決めたんだ」と語っている。
ロナウドの持ち味は無回転のパワーショットで、それに対してピアニッチとディバラはコースを突いていくタイプのキッカーだ。ペナルティエリアの近くならロナウドより精度は高いだろう。ディバラ、ピアニッチ、遠い位置からはロナウドと、ユヴェントスを相手にするGKは神経を使うことになりそうだ。

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