アーセナル、破竹の公式戦9連勝 プレミア史上初の珍しい記録も誕生

出場からわずか39秒。ラムジーが華麗なヒールキックでゴールネットを揺らした photo/Getty Images

途中出場の2選手がアシストとゴールを記録

7日にプレミアリーグ第8節が行われ、フルハムとアーセナルが対戦。このロンドンダービーで、プレミアリーグ史上初の記録が誕生した。

29分にアレクサンドル・ラカゼットのゴールで先制したアーセナル。前半終了間際に同点ゴールを許したが、後半開始直後に再びラカゼットがゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功する。その後、勝利を確実のものとするためにウナイ・エメリ監督は、62分にピエール・オバメヤンを、67分にアーロン・ラムジーを投入。すると、この2人が指揮官の期待に応えた。

ラムジーはピッチに立ってから1分経たずして、オバメヤンのクロスに華麗なヒールキックで合わせ、アーセナルのリードを2点に。79分には、そのオバメヤンが右クロスをペナルティエリア内で受け、うまく反転してゴールをあげた。そして、ゴールラッシュを締めくくったのは、再びラムジーとオバメヤンのコンビだった。後半アディショナルタイム、ラムジーの絶妙なスルーパスから抜け出したオバメヤンがペナルティエリア内へ侵入し、落ち着いてゴール左に流し込んだ。この結果、アーセナルが5-1でフルハムを撃破し、公式戦で破竹の9連勝を飾っている。
データサイト『opta』によると、サブの2選手(ラムジーとオバメヤン)が途中出場し、アシストとゴールの両方を記録したのは、プレミアリーグ史上初とのことだ。また、ラムジーは交代から39秒でゴールを記録。途中出場でゴールを決めた選手としては、アーセナル史上3番目に早い記録だという。なお、最速は2007年のトッテナム戦で記録したニクラス・ベントナーで、途中出場から35秒でのゴールとなっている。

はたして、アーセナルのこの勢いはどこまで続くのか。同クラブは次節、22日にFW岡崎慎司が所属するレスター・シティをホームへ迎え入れる予定となっている。

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