今のモウリーニョはどこかで見覚えあるような…… 最悪のシーズン過ごしたチェルシー3年目に似てないか?

チェルシー3年目に大苦戦したモウリーニョ photo/Getty Images

補強不足、プレシーズンの戦いぶりに嘆き

このままでは大苦戦するシーズンになる。マンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョは、思うように進まぬクラブの補強にこう苦言を呈している。プレシーズンの戦いぶりも決して満足できるものではなく、マンUは少々暗いムードの夏を過ごしている。

しかし、この状況はどこかで見覚えのあるものではないだろうか。英『sky SPORTS』は、モウリーニョが指揮を執っていた2015-16シーズンのチェルシーを思い出すと警告を発しているのだ。このシーズンのチェルシーといえば、開幕から大きく躓いて10位でフィニッシュする屈辱を味わっている。

モウリーニョはこのシーズンの途中で解任されているのだが、当時も補強が上手くいかなかった。パピ・ジロポジ、アブドゥル・ラフマン・ババなど即戦力にはならなかった選手の獲得に留まり、優勝を果たした2014-15シーズンから戦力の上積みができなかった。
しかもプレシーズンでは、ニューヨーク・レッドブルズに2-4、フィオレンティーナに0-1、パリ・サンジェルマンに1-1、バルセロナに2-2となかなか勝利を掴めず大苦戦。今回マンUはレアル・マドリードに2-1、ミランにPK戦の末に勝利するなど、勝利も掴んでいる。しかし、快心の内容とは言い難いものがある。

当時のチェルシーもモウリーニョ体制3シーズン目、今季も3シーズン目だ。同メディアは、「こういうムードを以前にも見たことがある」と伝えており、当時の再現のような立ち上がりにならないことを祈るばかりだ。

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