「メッシはマラドーナではない」 エース依存のアルゼンチン代表をクレスポ氏は批判

アルゼンチン代表のメッシ photo/Getty Images

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チームメイトのサポートが不可欠

2010南アフリカ大会、2014ブラジル大会でもアルゼンチン代表の中心にはリオネル・メッシがいたが、今大会の依存度はかなりのものだ。南米予選もメッシがいなければ突破できなかったはずで、ホルヘ・サンパオリ率いるチームはメッシにボールを集めるくらいしか策がない。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、元アルゼンチン代FWエルナン・クレスポ氏はそんなチーム状態を問題視している。同氏はディエゴ・マラドーナのように1人でサッカーができるわけではなく、チーム全員でメッシをサポートすべきと主張している。

「もちろん我々は彼に多くのことを期待しているが、メッシはマラドーナではない。1人でW杯を制することはできないよ。これをアルゼンチン国民も、チームメイトも理解すべきだ。良いコンディションにあれば彼は怪物だ。バルセロナのようにね。そうじゃないと彼は苦しむ。だが、教えてくれ。誰がアイスランド戦で彼をサポートした?ディ・マリアは相手を1度も抜かなかったし、MF陣は彼をサポートしていない」
アルゼンチンは初戦のアイスランド代表戦を1-1のドローで終えたが、どこかメッシさえ抑えておけば大丈夫といった感覚すらあった。第2戦で戦うクロアチア代表はかなり強力で、メッシ依存のままで勝利を収めるのは難しいだろう。

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