悪童バロテッリも成熟した大人に 「キャプテンマークを巻かなくても手本になれる」

イタリア代表に選ばれているバロテッリ photo/Getty Images

イタリア代表を引っ張るリーダーに

とにかく暴れん坊とのイメージが強かったイタリア代表FWマリオ・バロテッリは大人として成長しているようだ。新生イタリア代表の副主将に任命されたバロテッリには、一部のサポーターから「イタリア人の血を持つ者こそ我々の主将だ」といった差別的なバナーが掲げられていた。

しかし米『ESPN』によると、バロテッリはキャプテンマークを巻かなくてもチームを引っ張ることはできるとコメント。また自身を最後まで召集しなかった前監督ジャンピエロ・ヴェントゥーラにも理解を示している。

「オレは得点を決めるためにここにいる。キャプテンマークを巻かなくても手本となることはできる。ヴェントゥーラについては何もないよ。オレたちは話し合ったけど、彼の説明はよく分からなかった。オレは非常に良い状態だったからね。ただ監督の判断はリスペクトしている」
バロテッリはニース加入以降ゴールを量産しており、試合中に問題を起こす機会も少なくなってきた。これは大きな1歩と言えるが、チームをEURO2020と2022ワールドカップへ導くリーダーとなれるか。

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