日本代表、ついにスタートしたオーストリア合宿 西野監督「すべてがいい感じ」

長友(右)にドリブルで勝負を仕掛ける香川(左)photo/Getty Images

乾や岡崎も順調に回復

日本代表は3日、ロシアW杯へ向けてオーストリアで合宿をスタートさせた。西野朗監督は、チームの雰囲気に手応えを感じている。

ホテルに到着した前夜の雨模様から一転して、素晴らしい好天に恵まれたこの日、ランニングやパス、ドリブルなどの基礎練習に加えて、ボール回しや10対10のゲーム形式を実施。23名の登録メンバーと2名のバックアップメンバー、25名全員で汗を流している。

そして、JFA(日本サッカー協会)の公式サイトによると、トレーニング後のインタビューに応じた西野監督は「今日は素晴らしい天候で、すべてがいい感じです」と述べた上で「標高が1000メートルを超えていて、選手によっては少し負担を感じる選手もおり、有酸素系のフィジカルトレーニングから少しずつ入った。乾や岡崎もゲーム形式練習では『フリーマンから普通に戻してくれ』と直訴があったぐらい調子がいいようなので、全体でいい形で入れたと思う」とコメント。怪我が心配された乾や岡崎も、順調にコンディションが上がってきているようだ。
さらに、今後のプランについても少し明かしており、「スイス戦までに一度コンディショニングを整えながら上げたい。コロンビア戦へ向けての戦術的な戦い方の整理も合わせていきたいと思っている。スイス戦とパラグアイ戦で全員を起用することは選手にも伝えたので、全員が3バックと4バックで対戦相手によって対応していく、そういう感覚を持てればと考えている」と語っている。



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