来季こそ飛躍を! ローマで苦戦が続く元リヨン主将、勝負の2年目へ 

ローマ移籍1年目の今季は、思うような出場機会を得られなかったゴナロン photo/Getty Images

代理人が「残留」を明言

ローマに所属する元フランス代表MFマキシム・ゴナロンは、来季もローマでプレイすることとなりそうだ。同選手の代理人が将来について言及している。

これまでリヨン一筋で、チームのキャプテンを任されていたゴナロン。さらなるステップアップを目指して昨夏に移籍を決断し、ローマへ加入した。しかし、新天地のイタリアではなかなかチームに適応することができず、加えてシーズン半ばの負傷離脱などもあり、移籍初年度となる今季は思うような出場機会を得られなかった(公式戦23試合に出場)。

確実な出場機会を求めて、再び移籍先を探すのも一つの手だが、ゴラロンは来季こそローマでの飛躍を狙っているようだ。伊『CENTRO SUONO SPORT』のインタビューに応じた同選手の代理人は「マキシムは100パーセント、ローマに残ることになるだろう」と明かした上で「リヨンから離れた最初のシーズンだったので、あらゆる点を解決しなければならなかった。少しずつ慣れてきたところだ。彼は今、ローマでとても幸せだよ。最後の試合(フル出場したセリエA最終節のサッスオーロ戦)でも、彼はより多くのクオリティを示せたと思う。イタリアのサッカーは難しいが、ディ・フランチェスコ監督も信頼を寄せてくれている」とコメント。
さらに「我々はゴナロンが居場所を見つけるために、汗を流さなければならないことを知っていた。彼は文句を言ったことがないし、冷静な頭を持ち、黙ってひたむきに努力し続けた。ディ・フランチェスコとの関係も素晴らしいし、お互いに大きなリスペクトを持っているよ。マキシムは自信がチームにとって重要であることを理解している。彼は常に準備して来たからね」と述べている。

はたして、ゴラロンはローマで出場機会を確保し、新シーズンを飛躍の年とすることができるのか。“勝負の2年目”の活躍に期待だ。

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