ナポリ、サッリ体制の終焉 名将アンチェロッティに未来を託す 

欧州のビッグクラブを数々のタイトルへ導いてきたアンチェロッティ photo/Getty Images

9年ぶりに母国復帰

ナポリは23日、2018-19シーズンから3シーズンに渡って、カルロ・アンチェロッティ氏がトップチームを率いることで合意に至ったと発表した。これにより、マウリツィオ・サッリ体制は今季限りで終わりを迎えることとなった。

まもなく59歳の誕生日(1959年6月10日生まれ)を迎えるアンチェロッティ監督は、これまでミランやチェルシー、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンといった欧州各国のビッグクラブを指揮。監督として計3度の欧州制覇に加えて、イタリア、イングランド、フランス、ドイツでリーグ制覇を成し遂げるなど、名実ともに欧州屈指の指揮官となっている。

サッリ監督のもとで着実に力をつけ、今季は絶対王者ユヴェントスをあと一歩のところまで追い込むも、スクデットを惜しくも逃してしまったナポリ。アンチェロッティ監督のもとでさらなる成長を遂げ、悲願を果たすことができるのか。ミランを率いた2009年以来、9年ぶりの母国復帰を果たした名将の手腕に注目が集まる。

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