自らの足でローマに引導を渡す!? サラー、古巣との一戦を前に複雑な心境を明かす

古巣ローマと対戦することとなったリヴァプールのサラー photo/Getty Images

「様々な感情が……」

リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、古巣との一戦を前に複雑な心境を明かした。

昨夏の移籍市場でローマからリヴァプールへ移籍したサラー。新天地でもゴールを量産し、今季ここまで公式戦46試合に出場して41ゴールを挙げる大活躍を見せている。チャンピオンズリーグでも8ゴールを記録しており、マンチェスター・シティの撃破など準決勝進出の原動力となった。

そして、24日・25日と5月1日・2日に行われるチャンピオンズリーグ・準決勝で、決勝進出のイスをかけてローマと対戦することとなったリヴァプール。古巣との一戦を前に英『sky sports』インタビューに応じたサラーは、移籍から1年も経っていない状態での対戦について「難しいね」とコメントした上で「様々な感情が込み上げてくるよ。僕は毎日のようにローマの選手と電話しているし、昨日はトッティとも話した。この試合は僕にとって、簡単なものではない。僕はあの街とクラブを愛しているし、彼らが僕を愛してくれているのも知っているからね。簡単じゃないんだ。いろんな思いがあるよ」と述べている。
また、ローマ戦について「僕は彼らと2年間一緒にプレイしている。彼らをよく知っているし、彼らのプレイスタイルも熟知しているよ。ただ、彼らも僕のプレイスタイルをよく知っている。全てにおいて、簡単な試合にはならないだろう」と話しつつ、「チャンピオンズリーグを獲得することは、ものすごく大きなことで、信じられないようなことなんだ。僕らはそれを成し遂げるために、100パーセント以上の力を出して戦うつもりさ」と意気込みを語った。

はたして、サラーは自らの足で、そして自らのゴールで古巣ローマに引導を渡すことができるのか。注目の一戦は、日本時間で25日の3時45分にキックオフされる。


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