CL出場を目指すミランの逆転物語はミラノダービーから始まる? インテルを警戒するガットゥーゾ

ミラノダービーへの意気込みを語ったガットゥーゾ監督 photo/Getty Images

勝利すれば勝ち点差は「5」に

ACミランは4日、延期されていたセリエA第27節でインテルと対戦する。伝統のミラノダービーを前に、ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が意気込みなどを語った。

ミラノダービーの前日会見に出席したガットゥーゾ監督は、調子を取り戻した宿敵インテルを「彼らはここ数週間で変わった。10個のゴールを決め、失点はゼロだ(直近の4試合)。彼らは健全なチームであり、いくつかの要素でベストコンディションを見出した」と警戒。クラブの公式サイトが伝えている。

そして「我々も調子は良いよ。ユヴェントスを相手に素晴らしい試合を行ったし、ダービーも同じようなクオリティでプレイしたいね」と述べつつ「我々はファンを熱狂させる必要がある。そして、正しい方法で試合に臨まなければならない。そうすればスタジアムがいっぱいとなるだろう。だからアリアンツスタジアム(ユヴェントス戦)でも、選手たちをしっかりファンの元へ挨拶に行かせた。ファンが我々を誇りに思うようにね。我々はメンタル面を改善しつつ、常に戦う姿勢で、決してあきらめてはいけない」とコメントした。
さらに「ダービーは常にベストのチームが勝つとは限らない。我々は技術面でも、戦術面でも、守備面でも本当に素晴らしい試合をしなければならいんだ。我々にとってダービーは決勝戦のようなものだが、我々はここ最近ずっと決勝戦のような気持ちで戦い続けてきた。ミスを犯してはならない。我々は来季のチャンピオンズリーグ出場をまだ信じているからね」と話している。

この一戦に勝利することができれば、CL圏内のインテルとの勝ち点差は「5」まで縮まる。はたして、ミランは永遠のライバルを撃破し、目標のCL出場権獲得へ近づくことができるのか。ユヴェントス戦で敗れるまで快進撃を続けていたミランだが、ミラノダービーから逆転物語が改めて始まるかもしれない。

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