スクデット争いは佳境に
代表マッチウィークが終わり、ここからは各リーグが終盤戦へと突入する。中でも面白いのはユヴェントスとナポリが激しいスクデット争いを展開するセリエAだ。31日には首位ユヴェントスがミランと対戦することになっており、ここで好調ミランがユヴェントスを止める可能性も考えられる。
4月に入って15日にはナポリがミランと、ユヴェントスは好調サンプドリアを迎えることになっている。その翌週にはユヴェントスとナポリの頂上決戦が控えており、4月末にはユヴェントスがインテルと激突する。この数試合で状況が大きく変わることになるかもしれない。現在はユヴェントスが勝ち点差2でナポリをリードしているが、これは1試合で入れ替わる数字だ。ここからは1試合たりとも見逃せないゲームが続く。
『OmniSport』によると、かつてミランなどで活躍した元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ氏はユヴェントスがやや優勢と考えているようだが、22日のユヴェントスとナポリの頂上決戦が全てを決めるゲームになるかもしれないと興味津々だ。
「タイトルレースではユヴェントスが2つのアドバンテージを持っている。ポイントを多く稼いでいるし、彼らはスクデットの獲り方を理解している。ナポリは経験が少し不足しているけど、素晴らしいシーズンを過ごしている。ナポリが優勝できるのならイタリアサッカーにとってはナイスなことだね。ユヴェントスとナポリの対決は決定的なものだと思うよ」
ユヴェントスもミラン、サンプドリア、ナポリ、インテルと厄介な相手との対戦が続くうえ、チャンピオンズリーグではレアル・マドリードとの対戦も控えている。ビッグマッチ続きなのはユヴェントスの方だが、スクデット争いを制するのはどちらか。