日本代表はW杯で”世界最高のセンターバック”を2人も相手にする!? 欧州ベストイレブンに選ばれたDFとは

コロンビアの最終ラインを支えるサンチェス photo/Getty Images

日本に崩す手立てはあるか

スイスのサッカー調査機関の『CIES Football Observatory』は、ポジション別にここ3か月間で最も優れたパフォーマンスを見せている選手たちでベストイレブンを作成しているが、2018ロシアワールドカップを戦う日本代表にとっても気になる選手たちが入っている。

注目すべきは最終ラインだ。右のサイドバックにはレアル・マドリードのダニエル・カルバハル、左にはナポリのマリオ・ルイが選ばれている。後半戦に入って調子を上げてきているレアルで不動の右サイドバックとなっているカルバハル、首位をユヴェントスに明け渡したもののマリオ・ルイも左サイドバックで奮闘している。

そしてセンターバックにはマリオ・ルイと同じくナポリを支えるDFカリドゥ・クリバーリ、その相棒にはトッテナムのダビンソン・サンチェスが選ばれている。クリバーリといえばセネガル代表、サンチェスはコロンビア代表の選手だ。両者とも不動のレギュラークラスで、グループHで日本と同組となっている。今後彼らのフォームがどう変化するかは分からないが、日本はここ3か月で欧州最高と評価されたセンターバック2枚を相手にすることになる。
両者とも身体能力に優れ、それこそ単調なクロスボールなどは確実に弾き返してくる。今の日本は最前線の大迫勇也に頼るケースが多いが、この2人が相手ならさすがの大迫もボール保持に苦労するだろう。1対1のバトルは明らかに分が悪く、チームとして組織的に崩す必要がありそうだ。

他にはGKウーゴ・ロリス(トッテナム)、MFトニ・クロース(レアル・マドリード)、MFクリスティアン・エリクセン(トッテナム)、MFマレク・ハムシク(ナポリ)、FWリオネル・メッシ(バルセロナ)、FWモハメド・サラー(リヴァプール)、FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)が同サイトのベストイレブンに選出されている。



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