まだスクデット筆頭候補はユヴェントス アンチェロッティ「ボヌッチを失ったとしてもね」

バイエルンを率いるアンチェロッティ photo/Getty Images

他クラブとはまだ差があるか

ユヴェントスは今夏にレオナルド・ボヌッチ、ダニエウ・アウベスと最終ラインの主力を2人失ったが、未だに彼らはセリエAの優勝候補筆頭だ。そう主張しているのは、現在バイエルンを指揮するカルロ・アンチェロッティだ。

ミラン、ナポリなどユーヴェとの距離を縮めようと奮闘しているクラブもあるのだが、まだユヴェントスとは経験値など差がついている部分がある。伊『Gazzetta dello Sport』によると、アンチェロッティもまだユヴェントスが優勝候補だと考えていることを明かし、その強みについて語っている。

「ユーヴェは6シーズン続けてスクデットを獲得したが、まだ彼らが優勝候補だ。ボヌッチのような選手を失ったとしてもね。アッレグリのチームには勝者のメンタリティがあって、主力の流出にも対応できるだろう。それに市場はまだ終わってないし、彼らは数名の選手を獲得するはずだよ。ドウグラス・コスタのような選手も加わった。彼は良い青年だし、スピードがあって創造力もある。彼はイタリアでも上手くやると思うよ。重要なのは、ユーヴェの堅い守備だ。それが長期的な成功になっている」
一方、かつて指揮したミランの積極補強のことも喜んでいるようで、ミランに活気が戻るのは良いことだと古巣の復活に期待している。

「ミラン?熱狂が戻ってきたことは嬉しいね。ヨーロッパリーグの試合でサン・シーロが埋まったのは良いサインだよ。新加入選手も良いし、モンテッラは彼らを指導するのに適した指揮官だ。彼がどうチームを束ねるか楽しみだけど、時間はかかると言っておかないとね。最高の食事は30分じゃできないからさ」

アンチェロッティの言葉通りユヴェントスがまたセリエAを制するのか。そしてミランは期待に応えてチャンピオンズリーグ出場権獲得まで躍進できるだろうか。

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