今季チェルシーのリーグ優勝に大きく貢献したFWジエゴ・コスタだが、指揮官アントニオ・コンテとの関係は決して良いものではなかったようだ。
コスタは今季途中にも中国移籍の可能性が噂されるなど、快調なチェルシーを離れる案もあると言われてきた。スペイン『MARCA』によると、コスタ自身も指揮官コンテから来季の構想に入っていないとのメッセージを受け取っていると明かしており、2018ロシアワールドカップへ向けて出場機会を確保できるクラブを探す必要があるとコメントしている。
「監督が僕をカウントしていないのは明らかで、僕を残したがっていない。僕は新たなチームを探さないとね。監督が欲しくなければ、去らないといけないんだ。アトレティコ?戻るのはナイスなことだけど、僕はあらゆることを考えないといけない。2018年にはワールドカップもあるし、4~5か月プレイできないのは厳しいよ。ただ、僕がアトレティコのチームメイトやマドリードでの生活を愛していることはみんな知っている」
アトレティコはコスタの古巣で、これまでにも復帰の呼びかけはあった。しかしアトレティコは今夏も補強禁止処分を受けており、コスタは移籍した場合でも冬までプレイできない。ワールドカップのことを考えると、スペイン代表の座を守るために常に出場機会を確保しておかなかければならない。中国に移籍した場合にもサッカーのレベルがふさわしいか気になるところで、チェルシーを離れる場合はワールドカップのことを考えて行き先を選ぶことになりそうだ。