C・ロナウドは努力で世界一に スコラーリ「彼は自身に負担をかけた。メッシはそれをしない」

ロナウドの方がお好み?

バルセロナFWリオネル・メッシが生まれながらの天才とするならば、そのメッシと長年世界最高の座を争ってきたレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドは努力型の天才と言える。ロナウドも10代から注目される存在だったが、当時は今のように得点を量産する選手ではなかった。恐らくはキャリアの中で世界のトップに立つために何が必要かを学び、スタイルを変えるために努力を続けたのだろう。

スペイン『MARCA』によると、かつてブラジル代表などを指揮したルイス・フェリペ・スコラーリも、メッシが恐ろしい選手であることは認めている。しかし世界最高の存在はロナウドだと信じているようで、その理由が努力にあると語っている。

「ロナウドは世界最高の選手だ。なぜなら彼は世界最高の選手になったのだから。彼は他の選手よりも違うやり方で練習し、打ち込んできた。彼は自身に負担をかけ、メッシはそれをしないんだ」
ロナウドは若い頃に比べて体も大きくなり、プレイスタイルも変化した。得点を多く奪ってチームを勝利に導くことが世界のトップにたどり着くための近道と気付いたのかもしれない。その結果、今ではマンチェスター・ユナイテッドに加入した頃からは想像もつかないゴールマシーンになっている。それが2016年度のバロンドール獲得に繋がり、スコラーリはそうした努力の面でもロナウドを評価しているようだ。

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