70%の人がルーニーの代表スタメン入りを望まず! それでもホジソンが外しにくい理由とは?

ルーニーを巡る決断が代表の成功を左右する

イングランド代表を率いるロイ・ホジソンにとって最大の問題は、代表史上最多得点記録を持つ主将ウェイン・ルーニーをどのように扱うかだ。国を代表する偉大な選手であることは間違いないが、同選手は現在マンチェスター・ユナイテッドで不振に陥っている。ニューカッスル戦では2ゴールを挙げ復活の兆しを見せたものの、今季の成績はお世辞にも良いとはいえない。

英『デイリー・スター』でサッカージャーナリストを務めるジェレミー・クロス氏は、ホジソンがルーニーをスタメン起用するかどうかを真剣に考えないといけないと警告し、イングランドがEURO本大会で成功を収めるには避けて通れない決断だと語っている。

「ホジソンは彼の監督キャリアの中でもかなり大きな問題に直面している。イングランド代表はフランスでルーニーをスタメンに入れるべきだろうか。多くの人はこの疑問を抱えているはずだ。ホジソンはそろそろルーニーをどうするかを真剣に考え始めないといけない」
「なぜなら彼は所属クラブにとってもベストなFWではなくなっているからだ。ピークは過ぎた。しかし、ホジソンには大きなジレンマがある。ルーニーはイングランド代表のロッカールームに多大な影響を及ぼす人物だからだ」

同メディアのアンケートでは、70%のファンがルーニーをスタメンで起用すべきではないと答えている。しかしホジソンがルーニーを外す決断を下せば、チームの若手選手に影響が出る可能性もある。これは戦術云々の前にイングランド代表が解決すべき問題で、ホジソンの決断がEURO本大会での結果を左右することになるだろう。

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