大迫勇也が語る、ケルンでの葛藤と決意

ケルンで2年目のシーズンを過ごす大迫勇也

ケルンに所属するFW大迫勇也が、クラブの公式ツイッターでインタビューに答えた。

大迫は今季、本職のポジションだけではなく右サイドハーフやトップ下として12試合に出場。中盤で繋げる選手がいないチームで、低い位置まで降りてゲームメイクも行っている。この状況について大迫は理解を示しながらも、ストライカーとしての本能も覗かせた。

「チーム事情がある中での起用だと思います。上手く攻撃の形が作れない中で、自分が下がるっていう形になっている」
「前で出場できる時はもっと貪欲にゴールを狙って行きたいなと思います」

ケルンは今季14試合で15得点と得点力に悩んでおり、大迫も得点を決められていない。15得点の大半をFWアントニー・モデストが取っており、大迫は開幕戦で挙げた1点のみだ。この原因を大迫は、怪我の影響でコンディションが上がらなかったからだと説明している。

「開幕戦で怪我してしまって、5、6試合、上手く自分のコンディションを戻せなかったのは事実です。そこから徐々にコンディションも上がってきているので、これからが勝負だと思います。ゴールとアシストにもっとこだわって行きたいです」

ケルンは得点を奪えないながらも14試合を終えて10位。上位との勝ち点差も少なく、シャルケやヴォルフスブルクといった強豪クラブから勝ち点を奪うなど充実のシーズンを送っている。シーズン後半戦、大迫が目に見える結果を残せれば上位進出も十分可能だろう。

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