「アザールはCL、ベルギー代表で凄かったことあるのか?」 欧州で何もできていないと厳しい指摘

バルサ相手に結果を出せなかったアザール photo/Getty Images

バルサ戦ではメッシに格の差見せつけられる

今季チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で実現したバルセロナとチェルシーの一戦では、互いのチームの10番を背負うリオネル・メッシとエデン・アザールの対決に注目が集まった。特にアザールはメッシの領域へたどり着けるのかテストされる場となり、チェルシーを勝利に導くことが期待されていた。

しかし、終わってみればメッシが圧倒的な差を見せつけることになった。アザールも好プレイは見せていたが、メッシの場合は決定力が桁違いだった。チャンスで確実にシュートをゴールへ流し込み、アザールとの差がどこにあるのかを見せつけた格好だ。

チェルシーサポーターもアザールのパフォーマンスには納得していないようだ。英『BBC』は1人のサポーターの意見を紹介しているが、このサポーターはアザールが欧州の舞台でトップクラスのパフォーマンスを見せた記憶がないと語っている。
「みんなはこの夏もアザールを残留させろと言うが、チェルシーのカギを握るのはカンテだと思う。なぜならアザールが凄いのは国内でのプレイだからだ。CLのゲームにおいてアザールが素晴らしいと思ったことはない。CLのゲーム、あるいはベルギー代表のゲームでアザールが凄かったことはあるのか?」

この意見はアザールも無視できないものだろう。なぜならチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに入ってからは通算で2ゴール1アシストしか決めていない。これでは決定的な働きをしたとは言えず、プレミアリーグでの成績に比べると寂しいものがある。

今夏にはロシアワールドカップが控えており、アザールは強豪ベルギー代表のエースだ。テクニックに疑問はないが、チームにとって決定的な働きができているかは微妙なところがある。メッシ、クリスティアーノ・ロナウドの領域へ達するにはただ上手いだけでは不十分なのだろう。

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