今季のインテルはやはり何かが違う! 20分間の圧巻ゴールショーでローマに逆転勝利

2戦連続2ゴールの活躍を見せる主将イカルディ photo/Getty Images

新指揮官のもと名門復活なるか

日本代表DF長友佑都が所属するインテルは26日、セリエA第2節でローマとアウェイで対戦した。

ともに開幕戦を白星で飾った両チーム。インテルの新指揮官に就任したルチアーノ・スパレッティ監督にとっては、古巣との対戦となった。この一戦で長友は、開幕戦同様に左SBとして先発起用されている。

インテルボールでキックオフされた試合は、ホームのローマが先制に成功する。15分、ラジャ・ナインゴランがエリア手前から裏へふわりとしたボールを送ると、フリーで抜け出したエディン・ジェコが胸トラップから右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。その後、ナインゴランの豪快なミドルシュートがゴールポストに直撃するなど、前半の主導権を握ったローマはリードを広げることができず、1-0でハーフタイムを迎えている。
後半頭から早くもインテルが動く。今季初スタメンのロベルト・ガリアルディーニに代えて、ジョアン・マリオを投入。さらに、56分には長友を下げ、ダルベルト・エンリケを入れた。すると、試合の流れが徐々にインテルへ傾き始める。67分、アントニオ・カンドレーヴァの縦パスを相手DFの間で受けたマウロ・イカルディ。ファーストタッチで前を向くと、ペナルティーアーク付近からシュートを放つ。狙いすましたシュートはゴール右に突き刺さり、インテルがスコアをタイに戻した。

さらにインテルは77分、左サイドを突破したイヴァン・ペリシッチがクロスを入れる。少しマイナス気味ではあったが、中央で受けたイカルディが反転しながら華麗なシュートを決め、逆転に成功。そして87分、再びペリシッチの折り返しから新加入のマティアス・ベシーノが合わせ、勝負あり。約20分間で3ゴールと、圧巻のゴールショーを披露したインテルがローマに3-1の逆転勝利を納めている。

開幕2連勝を飾ったインテル。昨季2位のローマを相手に逆転勝利を収めたが、やはり今季のインテルは何かが違う。フィオレンティーナ、ローマとの開幕2連戦で、強豪を倒したこの勢いそのままに、スパレッティ監督のもと名門を復活させることができるのか。

[スコア]
ローマ 1-3 インテル

[得点者]
ローマ:ジェコ(15)
インテル:イカルディ(67、77)、ベシーノ(87)

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