吉田、リヴァプールの攻撃を封印 巧みにシュートブロック&ライン統率 

スティーブンスのハンドであわや失点も......

スティーブンスのハンドであわや失点も......

PKを献上したスティーブンス(黒いユニフォーム) photo/Getty Images

現地時間7日にプレミアリーグ第36節が行われ、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンがリヴァプールと対戦した。

試合序盤はリヴァプールがボールを支配し、サウサンプトンが自陣深くで守備ブロックを敷くという展開に。最初にチャンスを作ったのはリヴァプール。14分に敵陣ペナルティエリア付近でフィルミーノがロメウからボールを奪ってシュートを放つが、吉田が体を張ってシュートをブロックした。

その後もリヴァプールが攻勢を強めるが、全体的にパススピードが遅く、サウサンプトンの守備ブロックに風穴を開けるには至らない。サウサンプトンがほぼ思惑通りにゲームを進め、前半を無失点で終えた。

後半も前半と同じような展開が続いた63分、リヴァプールに最大のチャンスがおとずれる。ルーカスが右サイドから浮き球のクロスを上げると、ペナルティエリア内でスティーブンスにハンドがあったとして、PKが与えられる。しかし、ミルナーのキックはGKフォースターのファインセーブに阻まれ、リヴァプールは先制のチャンスを逃がした。

その後、リヴァプールはララーナ、スタリッジ、グルイッチを投入して先制点奪取を目論むも、ラストパスやシュートの精度を欠き、試合を動かすには至らず。試合はこのまま終了。サウサンプトンが最終ラインの吉田を中心に粘り強い守備を見せ、リーグ屈指の攻撃力を誇るリヴァプールから価値ある勝ち点1をもぎ取った。

[メンバー]
リヴァプール:ミニョレ、クライン、ロブレン、マティプ、ミルナー、チャン、ルーカス(→ララーナ 68)、ワイナルドゥム(→グルイッチ 86)、コウチーニョ、フィルミーノ、オリギ(→スタリッジ 68)

サウサンプトン:フォースター、セドリック、吉田、スティーブンス、バートランド、デイビス、ウォード・プラウズ、ロメウ、タディッチ、ブファル(→レドモンド 60)、ガッビアディーニ(→ロング 68)

[スコア]
リヴァプール 0-0 サウサンプトン

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