「スモールクラブのメンタリティだ」 モナコの大胆ターンオーバーにヴェッラッティも激怒

モナコは0-5で大敗

これまでフランス国内を支配してきたのはPSGだったが、今季世界を騒がせているのはモナコだ。リーグ戦では圧倒的な攻撃力で首位を維持し、チャンピオンズリーグでもベスト4に進出。改めてPSGと競り合うだけの実力を持ったクラブであることを証明している。

しかし、26日のクープ・ドゥ・フランス準決勝のPSG戦で大胆すぎるターンオーバーを採用したことが議論を呼んでいる。この試合でモナコはキリアム・ムハッペやラダメル・ファルカオなど主力を休ませ、スタメンのうち8人を21歳以下の控え選手にしている。それもあってPSGが5-0と大勝したわけだが、当然PSGの選手はこれに納得していない。

伊『Calciomercato』によると、MFマルコ・ヴェッラッティは敬意を欠いていると批判。いくらチャンピオンズリーグなどで成績を出していようとも、今回の振る舞いはビッグクラブにふさわしくないとの考えを示している。
「僕がモナコの選手ならクラブに激怒しているよ。僕たちもビッグゲームを前に数名の主力を休ませた。だけど、僕たちはカップ戦の準決勝をユースの選手では戦わないよ。これは1回戦なら起こるけど、準決勝では起きない。彼らはリスペクトがなかったし、スモールクラブのメンタリティだ。僕たちが決勝に進出したのは重要なことだよ。彼らは僕たちに対して無礼だったわけではない。コンペティションに対して無礼だったのさ」

リーグ戦、チャンピオンズリーグを優先するのであれば、国内のカップ戦は重要度がどうしても落ちる。仕方がないとの意見もあるが、やはり準決勝で大幅なターンオーバーが起きるのは問題だ。ヴェッラッティが怒るのも無理はないだろう。

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