“キレキレの香川”に戻りつつある! 独紙の称賛止まらない「マンUから戻ってきた時は別の人」

誰もが認めるパフォーマンス

先日のシャルケとのルールダービー、さらに今節のハンブルガーSV戦で活躍したドルトムント所属の日本代表MF香川真司への称賛が止まらない。

香川はシャルケ戦で冷静にピエール・エメリク・オバメヤンの得点をアシストすると、ハンブルガーSV戦では先制点のきっかけとなるフリーキックを獲得したり、自身もオバメヤンのパスから得点を記録。さらにお返しとばかりにオバメヤンのゴールもアシストと大車輪の働きだった。前半にはオバメヤンに絶妙なヒールパスを通すシーンもあり、攻撃陣をコントロールする香川のパスにハンブルガーSVの選手たちが振り回されていたのは間違いない。

このパフォーマンスについて、独『RevierSport』も「かつての香川への道を進んでいる」と良かった頃の状態に戻りつつあることを伝えており、評価は飛躍的に高まっている。1試合中に何度もチャンスメイクし、自身も得点に絡んでいく。ベストな状態の時の香川はこうした動きを連発していた。
しかし、近年の香川はクラブでも日本代表でもやや苦しんでいるところがあった。同メディアも指摘しているが、香川はマンチェスター・ユナイテッドから戻ってきた時は別の選手になってしまっていた。かつての動きを知るドルトムントサポーターの中には失望を覚えた者もいたはずだが、ハンブルガーSV戦で見せたようなパフォーマンスを継続できれば誰も文句はないだろう。

オバメヤンも香川と上手く絡めていたが、これを今後も継続していけるのか。チャンピオンズリーグ、さらには国内のカップ戦準決勝ではバイエルンとの対戦も控えている。今後は重要な試合が続くが、かつての香川の姿に近づきつつあれば特別なパフォーマンスを見せられるはずだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ