新参者がミラクルフィット! 今季のセリエAを面白くさせた新参者6名

クラブの躍進に新参者の力あり

今季のセリエAを振り返った時、新加入選手の活躍が際立っていることに気づく。伊『カルチョメルカート』は15試合が経過した時点で、今季インパクトを残している新参者を6名紹介。後半戦へ向けて注目すべき前半戦のキープレイヤーにスポットを当てている。

1.ニコラ・カリニッチ(FW フィオレンティーナ)

今夏ドニプロからフィオレンティーナへ移籍したカリニッチは、大成功といえる補強だった。ここまでチームトップの9ゴールを挙げており、ゴンサロ・イグアイン、エデルに次ぐ得点ランク3位につけている。
2.パウロ・ディバラ(FW ユヴェントス)

ディバラの活躍は衝撃だった。ゴール、アシストの両面でチームの攻撃を引っ張り、ここまでは昨季ブレイクしたアルバロ・モラタを超える活躍を見せている。

3.ジョアン・ミランダ(DF インテル)

アトレティコ・マドリードで確かな結果を残していた実力者は、インテルの15試合9失点を支える柱となった。指揮官からの信頼も厚く、セリエAトップクラスのDFだ。

4.ジェイソン・ムリージョ(DF インテル)

そのミランダと鉄壁のコンビを形成するムリージョも今夏にスペインからイタリア入りした選手だ。若者らしい勢いとガッツがあり、1対1の強さは異常だ。

5.マーテン・デ・ルーン(MF アタランタ)

今夏オランダのヘーレンフェーンから加入した24歳のMFは、ここまでフィールドプレイヤーではチーム最長となる1365分間ピッチに立っており、加入早々チームに欠かせない選手となっている。

6.ダニエレ・バセッリ(MF トリノ)

アタランタからトリノとイタリア国内の移籍ではあるが、バセッリも今季注目の新参者だ。まだ23歳と若く、アンドレア・ピルロやダニエレ・デ・ロッシに代わる選手としてイタリアを背負う存在になることが期待されている。

同メディアが挙げた6名はご覧の通りだ。一時はリーグ戦で首位に立つ原動力となったカリニッチ、ユヴェントスの新たなスターとなったディバラ、そしてインテルの鉄壁コンビと、今季の上位に食い込んでいるクラブには強力な新加入選手の存在がある。バセッリやデ・ルーンら中堅クラブ組も見逃してはいけないポイントで、バセッリは近い将来ビッグクラブへ移籍する可能性が噂される逸材でもある。
今季の セリエAを面白くさせている新参者6名がチームをどこまで躍進させるのか。補強がハマったクラブが多いことも今季のセリエAが面白い理由だろう。

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