2600万ユーロを投じたFWが1年経ってもブンデスリーガで0ゴール…… フランクフルトにとって痛すぎたFW補強の失敗

フランクフルトで不発のワヒ photo/Getty Images

フランス期待の若手ストライカーだが……

マンチェスター・シティへ向かったFWオマル・マルムシュに続き、今夏にはFWウーゴ・エキティケまでリヴァプールに引き抜かれたフランクフルトでは新エース探しが急務だった。

今夏にマインツから獲得したFWヨナタン・ブルカルトがその役割をこなすことになったが、ブルカルトは先日のケルン戦でふくらはぎを負傷。1ヶ月ほど離脱すると見られている。ここまでリーグ戦10試合に出場して8ゴールを挙げていただけに、ブルカルトの離脱は痛手だ。

ブルカルトの穴を埋めるFWが必要だが、本来ここで頑張ってほしいのがFWエリー・ワヒだ。

22歳と若いワヒは将来性あるFWとして期待されており、フランスの世代別代表でもプレイしてきた。フランクフルトは今年の冬にワヒの獲得へ2600万ユーロを投じており、未来のエース候補と考えていたはずだ。

しかしワヒは加入から1ゴールしか決めていない。それもDFBポカールで1点を決めただけで、まだブンデスリーガでゴールを決めていない。昨季はシーズン途中の加入という言い訳も通用したが、そろそろその言い訳も使えない。

前節のヴォルフスブルク戦ではついにメンバーから外れているが、ブルカルトが負傷離脱している中でのメンバー外はショックが大きい。独『Bild』は「監督のトップメラーはワヒについてもう話す気がないようだ。ワヒは監督を失望させてきたからだ」と伝えていて、残念ながら構想から外れてしまったようだ。

年明けの退団も噂されていて、2600万ユーロもかけたFWが不発とはフランクフルトにとって痛い出費だ。



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