「クラブのことを優先しなければならない」 1月の移籍を目指すザークツィーにアモリム監督が本音

移籍希望のザークツィー photo/Getty Images

FWは手薄に

冬の移籍市場が近づいている。

今夏の移籍市場ではFWの補強に注力したマンチェスター・ユナイテッド。ブライアン・エンベウモ、マテウス・クーニャ、ベンヤミン・シェシュコの3人を獲得しており、エンベウモは早くも6ゴール1アシストと存在感を示している。

一方で、彼らの加入で出場機会を失った選手がいる。昨年の夏の移籍市場でボローニャからやってきたジョシュア・ザークツィーだ。

昨季は安定したポストプレイでチームに貢献し、公式戦49試合に出場して7ゴール3アシストを記録した。

しかし、前述した3人のFWの加入により、プレイタイムが減少。今季はここまで5試合で90分しかプレイすることができていない。

『BBC』ではユナイテッドの指揮官であるルベン・アモリム監督が、出番のないザークツィーに言及した。

「私もフットボールの選手だった。だからすべてを理解しているし、どんな状況でも選手たちを助けたいと思っている。W杯が開催されることもあって、一部の選手がフラストレーションを感じているのはわかっている。でも、クラブのことを優先しなければならない」

ザークツィーはプレイタイム確保のため今冬の移籍を希望しているが、現状ではシェシュコが最大5週間の離脱、12月から開催されるアフリカネイションズカップにエンベウモとアマド・ディアロが出場するため、前線が手薄になる。

クラブとしてはそこでザークツィーの起用を考えており、手放したくないというのが本音だろう。

これはMFのコビー・メイヌーにも当てはまることだ。現状セリエAのナポリ行きの報道が散見されるが、ユナイテッドは代役が見つからない限り放出はないとしている。

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