前田大然が移籍するならセルティックは大ピンチ 古橋退団時からクラブは学べているか「セルティックは古橋に代わるセンターフォワードを見つけていない」

セルティックで活躍してきた前田 photo/Getty Images

今季は2位発進とチームも苦戦

今夏の移籍は実現しなかったが、セルティック所属の日本代表FW前田大然に再び移籍の話題が浮上している。今もイングランド方面からの関心が続いており、今冬に動く可能性が指摘されている。

仮に前田が動くとなれば、難しくなってくるのがセルティックだ。スコットランドの絶対王者ではあるが。今季は開幕から8勝2分2敗とスロースタート気味で、現在はハーツに首位を譲っている状況だ。指揮官ブレンダン・ロジャーズの解任にも踏み切り、セルティックはちょっとした混乱状態にある。

現地メディア『Celtic Way』は、古橋亨梧が退団した今年1月と同じミスをしてはならないと警告している。

セルティックは今年1月に古橋をスタッド・レンヌへ、夏には同じ前線の主力だったニコラス・キューンをFCコモへ売却したが、代わりとなる実力者を補強できなかった。それが今の苦戦に繋がっているところがあり、同メディアは前田退団へ備えられるのかと疑問視している。

「ダイゼンが移籍を望むなら、セルティック側に出来ることは何もないだろう。彼の心が決まっているなら、サポーターの祝福と共に彼は移籍するはずだ。クラブとしては、古橋の代わりを見つけられないまま1月に手放した教訓から学んだことを示さないといけない。その影響は今も続いているからだ。フロントの無能ぶりは計り知れない。古橋が新たなチームでの挑戦を望んでいたことをフロントは知っていたはずだ。あれから18ヶ月経った今も、セルティックは古橋に代わるセンターフォワードを見つけていない」

今のチーム状況を考えると、シーズン途中に前田を失うのは大きな痛手となるだろう。リーグ連覇も怪しくなる恐れがあり、セルティックにとっては頭の痛い問題になりそうだ。

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