ペップ、引退を発表したマンCレジェンド・フェルナンジーニョへ労いの言葉 「忘れられない思い出。心の中には特別な選手たちがいるが、フェルナンジーニョもその1人」

最後のCLでレアルに敗れた後、フェルナンジーニョを励ますペップ photo/Getty Images

40歳で引退を決断

マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラは引退を発表した元ブラジル代表MFフェルナンジーニョ(40)へ労いの言葉を送った。

2013年にシティに加入し、同クラブでは公式戦383試合に出場して26ゴール32アシストをマークした同選手。5回のプレミアリーグ優勝を含む13個の主要なタイトルを獲得し、最後の2シーズンはキャプテンマークを巻いたシティのレジェンドだ。

2022年夏にシティを退団し、古巣のアトレチコ・パラナエンセへの復帰を果たしたが、2024年12月に契約満了により退団。その後フリーの状況が続いていたが、40歳を迎え引退を決断した。

そんなフェルナンジーニョはペップも絶大な信頼を寄せる1人だったが、教え子の引退について「彼がここを去った時、数ヶ月もすれば引退すると思っていた。まだ続けている」とジョークを交えつつ、次のように語っている。

「忘れられない思い出だ。心の中には特別な選手たちがいて、ここで過ごしたあの時期はいつまでも胸に刻まれる。フェルナンジーニョもその1人だ。10年前に私が来た時、彼は本当に助けてくれた。彼は本当に素晴らしい選手だ。きっと彼はこれからもサッカーに関わり続けるだろう」

「誰もが家族と過ごす時間を望むが、その次に何をすべきか考える。トップクラブや代表チームでプレイした経験は、次世代を育てるためにサッカー界で活かさなければならない。彼がこれから下す決断で幸せを見つけられることを願っている。素晴らしい、傑出したキャリアを築いたことを祝福するよ」(クラブの公式サイトより)

フェルナンジーニョは再びサッカー界に戻ってくるだろうとペップは語ったが、『Manchester Evening News』は以前、同選手が指導者への転身を考えいると報じており、シティ帰還のシナリオがあることにも触れていた。クラブの歴史を知るフェルナンジーニョの帰還を喜ばないファンはいないだろうが、果たして。


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