ドクでもハーランドでもない? 英メディアがリヴァプール戦の“真のヒーロー”に選んだのはシティの心臓になりつつある23歳MF 「ここ数週間ファンがロドリのことを話さなくなった」

存在感が増し始めたニコ・ゴンザレス photo/Getty Images

欠かせない存在になっている

マンチェスター・シティはプレミアリーグ第11節でリヴァプールと対戦し、3-0の快勝を飾った。

今シーズンは不安定な戦いを見せているとはいえ、王者リヴァプールを相手に素晴らしい戦いを見せたシティ。早くもリーグ戦14ゴール目を決めたアーリング・ハーランドやキレキレなドリブルからスーパーゴールを決めたジェレミー・ドクらの活躍が目立ったが、英『GIVEMESPORT』が称賛を惜しまないのがニコ・ゴンザレスだ。

同メディアは前述したハーランドやドクでもなく、ニコこそが「リヴァプール戦の真のヒーローだった」と綴り、同選手のスタッツを紹介。ニコはこの日シティの2点目となるゴールを決めたが、パス成功率88%、3回のタックル成功、地上戦は6回中5回勝利、最終ラインへのパス4本、ボール奪取とインターセプトを2回ずつなど攻守に渡って存在感を発揮。強力なリヴァプールの中盤を前に完璧に試合をコントロールした。

ペップ・グアルディオラ率いるチームのアンカーはこれまでロドリが絶対的な存在として君臨しており、同選手がいないとシティはまったく違うチームになっていたが、今ではロドリ不在を感じさせないほどの影響力をニコが発揮している。

また同メディアはリヴァプール戦の同選手を見たシティサポーターの声もいくつか紹介しており、SNS上では「ニコ・ゴンザレスは我々の生活を変えた。シティのファンはここ数週間ロドリのことを話さなくなった」、「ニコ・ゴンザレスは特別な存在だ」、「なんて選手なんだ!」といった称賛の声で溢れていたという。

2025年冬にポルトからシティに加入し、試合を経るごとにパフォーマンスを上げているニコ。ペップは同選手を「ミニ・ロドリ」と呼んだが、今やシティの新たな心臓になりつつあると言える。

今までは酷使せざるを得なかったロドリをコンディションに合わせて起用できるようになる点もシティにとってはポジティブな要素であり、成長著しいニコは今のペップ・シティに欠かせない存在になっている。


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