シティのハーランド依存は顕著 「彼だけに頼ることはできない」ペップは他のアタッカーの奮起に期待

マンチェスター・シティのハーランド photo/Getty Images

止まらないハーランド

プレミアリーグ第8節マンチェスター・シティ対エヴァートンの一戦が行われ、2-0でホームチームが勝利を手にした。シティはこれで勝ち点16とし、暫定で2位に浮上した。

今季好調なエヴァートン相手にゴールを決めたのが、またしてもアーリング・ハーランドだ。前半は不発に終わったが、58分にはニコ・オライリーのクロスに合わせて先制弾をゲット。その5分後に再びゴールネットを揺らし、2ゴールを挙げた。

試合終盤にはハットトリックのチャンスがあったものの、ジョーダン・ピックフォードを含むエヴァートン守備陣が意地を見せ、これを阻止している。

今季のハーランドは非常に好調で、8試合で11ゴール。早くも二桁に到達しており、得点ランキングでは2位のボーンマスFWアントワーヌ・セメンヨとはすでに5ゴールの差がついている。

指揮官であるペップ・グアルディオラ監督も試合後にハーランドのパフォーマンスを称賛したが、他の選手の得点も必要だと『BBC』で語っている。

「彼(ハーランド)が4、5点を決められなかったのは残念だ。冗談はさておき、彼だけに頼ることはできない。他の選手、WGや攻撃的なMFに得点力が必要なんだ。彼らはもっとステップアップする必要がある」

リーグ戦での得点数を見ると、ハーランドが11ゴールであるのに対し、次に続くのが1ゴールのマテウス・ヌネス、フィル・フォーデン、ラヤン・チェルキ、タイアニ・ラインデルスとなっており、これでは厳しい。

好調のジェレミー・ドクも3アシストは記録しているものの、未だはゴールはゼロ。これは明確な課題といえる。

チームのエースであるハーランドに得点面で大きく依存しているシティ。以前であればフリアン・アルバレスが彼の代役としてハーランドを休ませることができていたが、アルゼンチン代表FWはアトレティコ・マドリードへ移籍している。

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