39日でポステコグルー解任のフォレスト ダイシ、マンチーニに続きフラムのマルコ・シウバに注目も……。契約解除条項がネック

フラムのマルコ・シウバ監督 photo/Getty Images

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今夏に動きすぎたツケ

プレミアリーグ第8節でチェルシーに敗れたノッティンガム・フォレスト。試合終了後にはクラブの公式Xでアンジェ・ポステコグルー監督の解任を発表している。

ポステコグルー氏は前監督であるヌーノ・エスピリト・サント氏の後任となったが、公式戦8戦で白星なし。わずか39日で解任となった。

フォレストは次の監督探しに動いており、元バーンリーのショーン・ダイシ氏、近年ではサウジアラビア代表の監督を務め、プレミアリーグではマンチェスター・シティでの指揮経験があるロベルト・マンチーニ氏の名前が浮上している。
『TheGuardian』によると、フォレストはダイシ氏、マンチーニ氏に続く3人目としてフラムのマルコ・シウバ監督にも注目しているという。

現役時代はポルトガルで長く活躍した選手で、引退後は同じくポルトガルで指導者業をスタート。2017年のハル・シティ以降、現在までイングランドのクラブを指揮している。

フラムは彼が就任するまでは1部と2部を行き来するエレベータークラブだったが、彼が2021年に就任すると、その翌年にプレミア昇格。その後はトップリーグを維持している。

ただ、同メディアによると、フラムとシウバ監督の間には800万ポンド(約16億円)の契約解除条項が存在しているという。

今季のフォレストは夏の移籍市場で約2億ポンドを費やしており、直近2人の指揮官を契約解除としていることから、PSR(収益性と持続可能性に関する規則)に違反する可能性があり、手が出せない状態とのこと。

シウバ監督とフラムの契約は今季限りとなっており、今季終了後であれば移籍金なしで引き入れることができる。

まだ序盤とはいえ、8試合を終えて勝ち点5と降格圏に沈んでいるフォレスト。22-23シーズンの昇格以降はトップリーグ残留を続けてきたが、今季でその数字は途切れてしまうのだろうか。

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