亀田京之介 元世界王者カシメロ撃破後のプラン 「和毅とやりたい」「前半で終わらせるよ」と自信

2連敗後、再起戦が迫る亀田京之介 photo/Getty Images

禁断の亀田対決の実現はあるのか

ボクシング日本フェザー級7位・亀田京之介が、運命の一戦に向けて胸中を明かした。10月25日にキルギス・ビシュケクで元世界3階級王者ジョンリエル・カシメロと激突する一戦を前に、京之介はいとこである亀田和毅との対戦という意外な計画を口にした。

京之介は8月末、いとこの和毅が所属するTMKジムから、自身がボクシングを始めた「原点」であるMRジムへ移籍。
「いとこと同じ環境だと甘えが出る」とその理由を語った。

今年、2月にルイス・ネリ、7月にアラン・ピカソと世界レベルの強敵との対戦で2連敗を喫している京之介。再起戦となるカシメロ戦へは「相手の得意分野で勝った方がしぶいかなと思ったが、一発もらえば、何が起こるかわからない。俺も2連敗しているのであとがない」と今回は判定でも勝ちに徹する構えだ。

連敗直後、京之介は「ボクシングやめようか」と一度は考えたという。しかし、その考えを振り払わせたのは、6月1日に生まれた長男・虎之介くんの存在だった。

「ボクシングやめて何するねん、今は守るもんがあるのにって思ったら、1週間で気持ちが切り替わった」
長男の世話も普段通り行い、「子どもができて気持ちが全然ちゃう。それはリングを見てもらったら分かります。子どもに世界のベルトを見せたい」と、父親としての責任と決意が闘志の源になっていることを明かした。

またカシメロ戦の勝利を見据えたその先の計画も口にした。
「今回いい勝ち方をして勝って、その次は和毅とやりたい」
同じ階級にいるいとこ・和毅は「前は同じジムだったから対戦できなかった」と語り、ジムが分かれた今、前代未聞の”亀田対決”を熱望。和毅から「弱い」と言われたことへの対抗心も覗かせ、「対戦したら? 前半で終わらせるよ」と強気な発言で締めくくった。

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