次に解任されるのはポステコグルー、アモリムも危うし プレミアリーグ指揮官“解任レース”が熱を帯びてきた

フォレストの指揮官に就いたが結果が出ないポステコグルー Photo/Getty Images

すでにポッターは解任

プレミアリーグの長く厳しいシーズンを戦うなかで、成績不振などで解任される監督が出ることは避けられない。今季もすでにウェストハムを率いていたグレアム・ポッターが解任され、同じくノッティンガム・フォレストを解任されたヌーノ・エスピリト・サントが後任に就いている。

ブックメーカー『William Hill』は、次に退任するプレミアリーグ監督についてのオッズを更新している。

オッズの1位はノッティンガム・フォレストのアンジェ・ポステコグルーだ。ヌーノのあとを継いで就任後7試合を戦ったが、未だに勝利がない。平均2失点以上を喫しており、早くもプレッシャーが高まっている。フォレストは7節を終えてわずか勝ち点5しか得ておらず、降格圏はすぐそこに迫っている。

2位はマンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリムだ。『THE Sun』はこのオッズを受け、「依然として(解任の)有力候補」と報じている。第7節サンダーランド戦の勝利によって3勝1分3敗となり、やや立て直したように思えるが、10位という順位はもちろんマンUにふさわしいものではない。次節はアウェイでのリヴァプール戦であり、再び負け越す可能性が高い。ジム・ラトクリフ共同オーナーは「3年の猶予を与える」との発言をし同監督を擁護したが、成績しだいでは解任に至っても不思議ではない。

3位はウルブズのヴィトール・ペレイラだ。7節を終えてわずか2ポイント、最下位では言い訳のしようがない。しかし先日、クラブは同監督と新たに3年の新契約を結び、信頼を示した。トッテナム戦、ブライトン戦と直近2試合は負けておらず、カラバオ杯3回戦でもエヴァートンを破るなど改善の兆しは見えてきている。

昨季は8人の監督が解任の憂き目にあったが、今季は何人の監督が職を解かれてしまうのだろうか。

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