ルクセンブルクに大勝も、ドイツ代表に続くFW問題 センターフォワードが“495分間”ゴールを奪っていない

ルクセンブルクに勝利したドイツ photo/Getty Images

ヴォルテマーデ、ブルカルトの2人に頑張ってほしいところだが……

10日に2026ワールドカップ欧州予選でルクセンブルク代表と対戦し、4-0の大勝を収めたドイツ代表。

欧州予選では初戦でスロバキアに0-2で敗れる波乱のスタートを切ったが、その後の2試合では北アイルランドを3-1、そして今回はルクセンブルクを4-0で撃破と、ひとまず勝ち点6を稼ぐことは出来た。

ただ、課題が解決したわけではない。独『Bild』が気にかけているのは、ゴールラッシュだったルクセンブルク戦でもゴールを奪えなかったセンターフォワード陣だ。

ルクセンブルク戦ではニューカッスル移籍で話題を呼んだニック・ヴォルテマーデが先発したが、無得点のまま61分にフランクフルトFWヨナタン・ブルカルトと交代。そのブルカルトにもゴールは生まれず、4ゴールは右サイドバックに入ったジョシュア・キミッヒが2ゴール、DFダビド・ラウム、2列目に入ったFWセルジュ・ニャブリがそれぞれ決めている。

センターフォワードの得点力不足問題は今に始まったことではなく、現在ドイツ代表では495分間センターフォワードの得点がない。先月の北アイルランド戦で得点を決めたのはニャブリ、MFナディーム・アミリ、MFフロリアン・ヴィルツの3人だ。

ドイツ代表で最後にセンターフォワードの選手がゴールを決めたのは、今年3月のUEFAネーションズリーグ準々決勝・イタリア戦でボルシアMG所属FWティム・クラインディーストの一撃だ。そのクラインディーストは現在負傷離脱中で、ウェストハムFWニクラス・フュルクルクも負傷中だ。

何とかワールドカップ本番までに若いヴォルテマーデ、ブルカルトの2人にリズムを掴んでほしいところなのだが、13日に行われる北アイルランド戦で一撃生まれるだろうか。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.309 プレミア新4強時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ