フィンランド実業家がマンUの買収に関心 「デンベレはまさに理想的な選手」買収後の補強戦略にも言及

PSGのデンベレ photo/Getty Images

グレイザー一家は手放すのか

マンチェスター・ユナイテッド買収の噂がここ数日広がっている。

現在のユナイテッドのオーナーはかの有名なグレイザー一家と、2023年に共同オーナーとなったジム・ラトクリフ氏のイネオス。

そのグレイザー一家がクラブを手放したいと考えており、資金力のあるサウジアラビアから熱視線が寄せられている。

『Mirror』によると、ユナイテッドを手にしたいと考える人物はほかにもおり、その1人がフィンランド人実業家のトーマス・ジリアカス氏だ。

同氏は以前にもユナイテッドの買収に関心を持っており、正式にアプローチしたものの、ラトクリフ氏に後れを取ってしまった。ただ、ジリアカス氏は諦めておらず、再びチャンスが巡ってきたと考えている。

「結局のところサッカーというのは非常にシンプルなスポーツで、失点よりも多くの得点を挙げることが重要。良い攻撃と良い守備、そしてその間には良い中盤が必要だ」

「チームのあらゆるところを見ている。素晴らしい選手もいるが、改善の余地はある。ただ、それは今いる最も優れたスターを獲得することではない」

ジリアカス氏は早くも補強プランを練っており、同メディアで持論を展開している。

「私はすでにトップクラスの実力を持ちながら、さらなる高みを目指して自らの実力を証明することに飢えた若く力強い選手たちを基盤としてクラブを築きたい」

「彼らがチームの軸となるべきだ。もちろん経験豊富な選手も何人かチームに加わることになる。成熟した選手、経験豊富な選手は物事がうまくいかないときにどうすべきか知っている」

そんなジリアカス氏のトップターゲットはパリ・サンジェルマンのウスマン・デンべレ。

「PSGを見てください。ウスマン・デンベレはまさに理想的な選手です。バルセロナは彼が去るのを喜んでいた。今や彼はバロンドールを獲得したスター選手。監督は彼に『スターになるには努力しなければならない』と理解させた。そして彼は今もそれを実践している」

ユナイテッドは近年、補強に苦戦しており、ジリアカス氏のクラブ買収がその解決の近道となるのだろうか。

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