トッテナムで復活したジョアン・パリーニャ 「人生の中で幸福な時期にある」

トッテナムのジョアン・パリーニャ photo/Getty Images

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新天地で早くも主軸に

ジョアン・パリーニャがトッテナムで好調を維持している。同選手は昨年夏にフラムからバイエルン・ミュンヘンに移籍したものの、レギュラー争いで劣勢となって十分な出場機会が得られず、今年夏にトッテナムへ期限付き移籍で加入していた。

今思えば、このトッテナム行きの決断はパリーニャにとって大正解だったと言える。加入後すぐにトッテナムのトーマス・フランク監督の信頼を勝ち取り、プレミアリーグでは第2節マンチェスター・シティ戦から全試合に先発出場。守備的ミッドフィールダーながらここまで2ゴールを記録するなど、攻守両面でチームの牽引役を務めている。

新天地での活躍によってパリーニャ自身も自信を取り戻しつつあるようだ。同選手は現地メディアの取材に応じ、バイエルンでの昨シーズンと現在について以下のように語っている。
「昨シーズンは僕にとって難しい時間だった。怪我をして予想以上に長い間チームから離れることになって、その後はチャンスを貰えなかった。僕からしたら当然と思っていたものが得られなかったんだ」(ドイツ紙『Bild』より)

「でも、今の僕は人生の中で幸福な時期にある。新しいクラブで新しいプロジェクトに参加している。リーグ自体は僕にとって新しいものではないけれど、ここでのプレイを楽しんでいるよ」

パリーニャのレンタル期間は今シーズン終了後までとなっているが、その契約内容には買い取りオプションが付与されていて、買い取り料は3000万ユーロ(約53億円)程度とされる。パリーニャが現在のパフォーマンスを維持することができれば、トッテナムが完全移籍に向けた交渉をバイエルンと開始するのは時間の問題かもしれない。

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