ヴラホビッチ、J・デイビッド、オペンダ、ユーヴェのエースは誰だ なかなか1番手を決められない状況続く

デイビッドは今夏ユヴェントスに加入 photo/Getty Images

デイビッド、オペンダはまだチームにフィットしていない

5日に行われたセリエA第6節ユヴェントスVSミランの一戦はスコアレスドローに終わった。両チームともチャンスは作れていたが、物足りないのがセンターフォワードの部分だ。

ユヴェントスは今夏にリールを離れたカナダ代表FWジョナサン・デイビッド、さらにライプツィヒからFWロイス・オペンダを獲得。それに加えて開幕からFWドゥシャン・ヴラホビッチが予想以上のアピールを見せたこともあり、現在はこの3人がセンターフォワードの選択肢となっている。

しかし、まだ指揮官イゴール・トゥドールは明確な1番手を決めかねているようだ。ここまでは前線の組み合わせを試合ごとに変えていて、今回のミラン戦ではデイビッドが先発。

だが、デイビッドはユヴェントス加入から1ゴール1アシストを決めただけだ。リールでは昨季もリーグ戦16ゴール5アシストを記録するなど高い得点力をアピールしてきたが、まだユヴェントスのシステムでは力を発揮できていない。

それはオペンダも同じで、オペンダはまだユヴェントス移籍後ゴールがない。ヴラホビッチはリーグ戦で2ゴール、チャンピオンズリーグでも2ゴールと見事なスタートを切ったが、まだ1番手確約とはなっていないか。

またヴラホビッチは月給100万ユーロとサラリーが高額で、伊『Gazzetta dello Sport』はまだそれに見合うパフォーマンスとは認めていない。

トゥドールの下で守備面は安定してきたが、やはり勝ち切るには頼れるエースが必要だ。ヴラホビッチ、デイビッド、オペンダの誰がエースとなるのか。答え探しはもう少し続きそうだ。



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