“クライファート兄弟”のハットトリック ボーンマスのジャスティン、リヨンのルーベン、バルセロナU-19のシェーンが揃ってゴールを決めた特別な1週間

ジャスティンはボーンマスでプレイ中 photo/Getty Images

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兄弟が揃ってゴールを決めたことが話題に

昨季プレミアリーグで12ゴール6アシストを記録して一気に評価を上げ、再びのオランダ代表入りを勝ち取ったボーンマスFWジャスティン・クライファート。

今季はややスロースタートだったが、3日に行われたプレミアリーグ第7節・フラム戦で初ゴールを記録。2026W杯へ昨季の勢いを止めるわけにはいかない。

ジャスティンといえば、父はバルセロナなどで活躍した元オランダ代表のレジェンドFWパトリック・クライファートであることが有名だ。ジャスティンのデビュー時より親子関係に注目が集まってきたが、ジャスティンに兄弟がいることはご存知だろうか。
28歳でオランダのアマチュアクラブであるゼーブルギアに所属する傍ら、DJとしても活動している長男のクインシー、ボーンマスのジャスティン、その下には24歳のルーベン、19歳のシェーンがいる。

ジャスティンがゴールを記録した先週、他のクライファート兄弟も結果を残していたのだ。

まず最初は末っ子である2007年生まれの18歳FWシェーン・クライファートだ。現在はバルセロナのU-19カテゴリーに在籍していて、先週水曜日に行われたパリ・サンジェルマンとのUEFAユースリーグ第2節で華麗なカットインから得点を記録。兄ジャスティンと同じく2列目、主に左ウイングでのプレイを得意としていて、U-19オランダ代表メンバーでもある。

その翌日には、フランスのリヨンでプレイする24歳のDFルーベン・クライファートがヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第2節のザルツブルク戦で得点を記録。兄弟と違って守備的な選手で、187cmのサイズを誇るセンターバックだ。オランダのユトレヒトのアカデミーを経て、今夏にリヨン入り。ELでは右サイドバックとして出番を得ていて、ELの舞台でどこまで評価を上げられるだろうか。

ボーンマス所属のジャスティン、リヨンのルーベン、バルセロナで技を磨くシェーンは今後オランダ代表で共闘なんて時が来るかもしれない。先週は兄弟が揃って結果を残すことになり、クライファート一家にとって特別な1週間になったことだろう。

・ジャスティン



・ルーベン



・シェーン



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