デラップの負傷で早々にレンタルバック チェルシーに戻ってリーグ戦“29分”しか出番がないギウの気になる成長

チェルシーに所属するギウ photo/Getty Images

1番手はジョアン・ペドロだ

今夏にFWジョアン・ペドロ、リアム・デラップとセンターフォワードに即戦力2名を加えたチェルシーだったが、デラップが早々に負傷離脱。同時にFWニコラス・ジャクソンがバイエルンへ移籍していたこともあり、チェルシーの前線は緊急事態を迎えた。

その影響を受けたのが、サンダーランドへのレンタル移籍が決まっていた19歳のFWマルク・ギウだ。

昨夏にバルセロナからチェルシーに加わったギウは将来性豊かなストライカーと期待されていたが、昨季もチェルシーでは出番を十分に確保できなかった。成長のためにはプレイタイム確保が不可欠で、今夏のサンダーランドへのレンタル移籍は1つの良いきっかけになるかと思われた。

しかしデラップの負傷が起きたことから、チェルシーは早々にギウのレンタルバックを決断。ギウは再びチェルシーのバックアッパーFWの立ち位置となった。

今季もここまで出番は限られていて、プレミアリーグでは29分間しかプレイしていない。ペドロが絶対的な1番手FWである以上、ギウがスタメンに入れるのは国内カップ戦などに限られるだろう。

スペイン『SPORT』はギウの成長に繋がるシーズンになるのかと不安視しており、成長のためにもプレイタイムが欲しい。今は地道にチャンスを待つしかなさそうだが、指揮官エンツォ・マレスカの信頼を勝ち取れるか。



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