今のバイエルンはハインケス、フリック体制の強さに似てきた? 全てを経験してきたノイアーも手応え

バイエルンのゴールを守るノイアー photo/Getty Images

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コンパニ率いる今のバイエルンはかなりの完成度だ

チームに加入した2011年より、バイエルンの守護神マヌエル・ノイアーはいくつものタイトルを手にしてきた。中でも3冠を達成したユップ・ハインケス体制の2012-13シーズン、同じく3冠を果たしたハンジ・フリック体制の2019-20シーズンは特別なチームだったと言える。

そんなノイアーは、今のヴァンサン・コンパニ体制のチームにもそれに近いクオリティがあると感じ始めているようだ。これまでプレイしたバイエルンで最高のチームの1つかとの問いに対し、ノイアーは次のように答えている。

「ああ、もちろん。全員が自分のやるべきことを理解しているし、ピッチ上でのコミュニケーションも良好だ。互いに助け合い、チームは本当に上手く機能している」(『Bavarian Football Works』より)。
ハインケス体制とフリック体制ではCLを制しているため、コンパニのチームが同等の評価を得るにはCLのタイトルが必要だろう。しかし今季の滑り出しが見事なのは確かで、少なくともブンデスリーガに敵はいない。

今節は好調のフランクフルトと対戦し、3-0で圧勝している。開幕6試合で11ゴールと止まらないエースのハリー・ケインを中心に、ウイングとして成長するマイケル・オリーセ、早くもフィットした新戦力のFWルイス・ディアス、復調したFWセルジュ・ニャブリ、ここにMFジャマール・ムシアラが怪我から復帰すれば、攻撃陣はワールドクラスのものとなる。

ノイアーが目指すは自身3度目の3冠であり、それを目指すだけのクオリティは備わってきている。



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