チームプレイに徹しながらゴール量産のハリー・ケイン 識者も「味方を輝かせることもできる」と称賛

バイエルンのハリー・ケイン photo/Getty Images

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公式戦9試合で17ゴール

バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインが例年以上のハイペースでゴールを量産している。同選手は4日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第6節フランクフルト戦でも27分にペナルティエリア手前付近からのミドルシュートでゴールを決め、今シーズンの公式戦での得点は9試合で17ゴールに達した。

ケインはブンデスリーガだけでも既に11ゴールを決めていて、このペースを持続させることができれば、ロベルト・レヴァンドフスキが持つシーズン最多得点記録(41ゴール)の更新も見えてくる。

しかし、フォルトゥナ・デュッセルドルフやケルンで監督として指揮を執り、現在は解説者を務めているフリードヘルム・フンケル氏は、ケインの最大の特徴はストライカーとしての決定力の高さではなく、必要とあればチームプレイに徹することができる献身性にあると見ている。
「彼は控えめでチームのためにプレイできる選手だ。ストライカーはエゴイストであることが多いのだが、その点がケインとレヴァンドフスキの違いだと思う。レヴァンドフスキには少々エゴイストの一面があったが、ケインはパスを出して味方を輝かせることもできる」(ドイツ紙『Sport Bild』より)

ケインはここまでブンデスリーガで106試合に出場して103ゴールを記録しているが、アシストも1試合平均0.27となる29回を記録している。

フィニッシュもチャンスメイクも超一流のケインが絶好調。これが今シーズンまだ無敗のバイエルンの強さを支えているのかもしれない。

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