ガンバの守護神・一森が後半ATにPKストップ! 鹿島は終盤のチャンス生かせず悔しいドロー、2位との勝ち点差は「5」

鹿島とガンバの一戦は0-0(画像はイメージ) photo/Getty Images

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手に汗握る攻防

5日、2025明治安田J1リーグ第33節の最後の1試合が行われ、鹿島アントラーズはホームにガンバ大阪を迎えた。

優勝争いも佳境に入っているなか、首位を走る鹿島は現在4連勝中と好調をキープしている。また今節神戸が敗戦し、京都が引き分けたため、鹿島は勝利すれば2位以下と勝ち点差をさらに広げるチャンスだ。

一方のガンバは9位と優勝争いには参加していないが、8月後半から調子を上げており、現在リーグ戦5連勝中。また公式戦全体では7連勝とチーム状態がいいなかで、アウェイ鹿島に乗り込んできた。
好調同士のこの試合、前半はアウェイのガンバペースに。守備時には5バック、攻撃時に3バックに可変するガンバの戦い方に鹿島は苦戦。ガンバがボールを握る時間が続き、2列目に置いた山下のスピードを生かした縦に早い攻撃で鹿島ゴールに迫った。

一方の鹿島は鈴木がいろんな局面で顔を出し、リズムを作ろうと試み、レオ・セアラ、チャヴリッチと共にガンバゴールに迫るも、GK一森のビッグセーブもあり、ネットを揺らせない。

後半もこう着状態が続くなか、ガンバは宇佐美やヒュメットら途中出場の選手を中心にゴールを狙うも日本代表GK早川のセーブに阻まれる。一方の鹿島は徳田や知念、荒木らをピッチに送り込み、前への圧力を高めるが、5バックを敷くガンバを前に決定機をなかなか作れない。

スコアレスで迎えた終盤、鹿島が猛攻を仕掛けると、90分にPKを獲得。最後の最後にやってきた大チャンスだったが、徳田のキックを一森がビッグセーブ。ガンバの守護神が大ピンチを救った。

試合はこのまま終了し、好調同士の一戦は両者譲らぬ0-0のドロー決着に。後半ATにPKのチャンスがあっただけに鹿島にとっては勝ちたかった試合となった。これで、鹿島と2位以下の勝ち点差は「5」となった。

鹿島アントラーズ 0-0 ガンバ大阪

鹿島アントラーズ得点者

ガンバ大阪得点者

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