プレミアリーグの新たなドリブルキング ドクに12回の差をつけるトッテナムFWクドゥスの突破力

ウェストハムのクドゥス photo/Getty Images

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継続できるか

プレミアリーグ第7節リーズ対トッテナムの一戦が行われた。

先にスコアを動かしたのはアウェイのスパーズだ。右サイドを駆け上がったマティス・テルが相手に囲まれながらも、ボックス内から右足を振りぬくと、これがゴールネットを揺らした。

リーズは34分、ノア・オカフォーのゴールですぐにスコアを振り出しに戻したが、後半モハメド・クドゥスが決勝点を挙げた。
右サイドから得意の突破を披露し、カットイン。ペナルティアーク付近、左足でGKの逆を突くシュートを沈めた。

そこからスコアは動かず、1-2でアウェイのスパーズの勝利に。日本代表MF田中碧は後半からの出番となった。

『BBC』ではこのゲームで決勝点を決めたクドゥスをスパーズで最も影響力のある選手になりつつあると、称賛している。指揮官であるトーマス・フランク監督も試合後に「大きな期待を寄せている」とコメントを残した。

クドゥスは昨季までプレミアリーグのウェストハムでプレイしており、今夏ノースロンドンにやってきた。ウェストハム時代から大きな存在感を示しており、今季のスパーズではすでに7試合で1ゴール5アシストを記録。現時点でのプレミアアシストキングだ。

そんなクドゥスの最大の特徴は切れ味鋭いドリブルだろう。この試合では6回中6回のドリブルを成功させており、ボールを持つたびにリーズの脅威になっていた。

リーグ全体をみても、ドリブル成功数30回はトップの数字だ。試合数に差があるものの、マンチェスター・シティのジェレミー・ドクは18回となっており、すでに12回の差をつけている(数字は『Sofa Score』より)。

アヤックス時代は負傷の多い選手だったが、スパーズではここまでフル稼働を続けており、今季は飛躍のシーズンとなるのだろうか。

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