トッテナム行きが近づくも…… シティがサビーニョと2031年までの契約延長を発表。「フィニッシュの改善」を今季の目標に掲げる

マンチェスター・シティのサビーニョ photo/Getty Images

トッテナム行きは実現せず

イングランドのプレミアリーグがブラジル代表FWサビーニョとの契約延長を発表した。新契約は2031年までの長期契約となり、1年間の延長オプションが付随している。

サビーニョはブラジルのアトレチコ・ミネイロ出身のWGで、2022年にシティ・フットボール・グループの傘下であるトロワへ移籍。そこから多くのクラブにレンタル移籍し、ラ・リーガのジローナで開花。翌年にはCFGのフラッグシップクラブであるマンチェスター・シティに加入した。

ポジションは右WGで、利き足は左。リヤド・マフレズと比較されることの多いブラジル代表アタッカーは初年度の昨季公式戦48試合で3ゴール13アシストを記録した。

今季も序盤から同様の活躍が期待されたが、プレミアリーグのトッテナムからの関心が報じられ、出番は与えられず。本人は移籍に前向きといわれていたが、クラブはコール・パーマーの二の舞になることを嫌い、放出を拒否した。

「まずはマンチェスター・シティと新たな契約を結ぶ機会を与えてくれた神に感謝したい。本当に幸せで、家族も喜んでいる。満たされた気持ちです」

「幼いころからシティでプレイすることが夢だった。そして、そのクラブと契約を延長することができて嬉しい。本当に誇りに思いますし、シティでこれからも幸せに過ごしていきたいと思っている」

シティとの契約延長を喜ぶサビーニョだが、ピッチ内での序列はそれほど高くない。左サイドではジェレミー・ドクが好調で、右サイドでは昨季負傷でシーズンを通して離脱していたオスカー・ボブが戻ってきた。

課題はやはり得点力だろう。昨季はアシスト数こそ多かったが、肝心のゴールは3つのみだった。サビーニョ本人も「フィニッシュの改善」が重要だと話しており、今季の飛躍に期待したい。

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