見る目がなかった?マンUは監督の解任にお金を使いすぎ? 総額99億円の支出に

ジョゼ・モウリーニョ氏 photo/Getty Images

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やめさせるために多くの資金を費やしている

昨季に続き今季も調子の上がらないマンチェスター・ユナイテッド。スポルティングCPから引き抜いたルベン・アモリム監督はユナイテッドへの適応に苦労している印象だ。

そんなアモリム監督には解任の可能性が報じられており、後任候補には元ユナイテッドのマイケル・キャリック氏や元イングランド代表指揮官のガレス・サウスゲート氏。現在プレミアリーグで指揮を取っているクリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督、ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督らの名前が挙がっている。

彼らを招聘するにはまず現指揮官を解任する必要があるが、クビは契約を解除するということであり、契約解除金が必要となる。
報道によると、アモリム監督は就任1周年となる11月までに解任されれば、違約金として1000万ポンド、日本円にして約20億円を受け取ることになるという。

『The Athletic』ではユナイテッドがアレックス・ファーガソン体制以降にクビを切った監督へ支払ったとされる契約解除金の具体的な金額を明かした。

ファーガソン氏以降のユナイテッドは暫定監督を除くとアモリム監督までに5人のコーチが指揮をとっているが、全員が解任されている。

デイビッド・モイーズ 240万ポンド
ルイス・ファン・ハール 840万ポンド
ジョゼ・モウリーニョ 1960万ポンド
オーレ・グンナー・スールシャール 910万ポンド
エリック・テン・ハーグ 1040万ポンド

この金額を合計すると4990万ポンド、現在のレートにすると約99億円を監督の解任に費やしている。ここに監督についてきたスタッフ陣への金額を足すとより高額なものになる。

アモリム監督を解任すれば、またこの金額が増えることになるが、ユナイテッドは監督人事についてどのように考えているのだろうか。

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