ラウタロをも上回る“46”の得点関与数 もっと評価されるべきミランFWプリシッチの実力

ミランの攻撃をリードするプリシッチ photo/Getty Images

前節ナポリ戦でも大活躍

開幕からFWラファエル・レオンが負傷で出遅れる中、ミランの攻撃をリードしているのがアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチだ。

プリシッチは先日行われたセリエA第5節のナポリ戦でもキレキレのパフォーマンスを披露し、前半早々に得意のドリブル突破から先制点をアシスト。さらに31分には自ら得点を記録し、チームの2-1勝利に大きく貢献した。

昨季はチームの調子が上がらなかったこともあって話題に上がる機会が限られていたかもしれないが、プリシッチはミランに加入した2023年からハイパフォーマンスを継続してきた。

2023-24シーズンはセリエAで12ゴール8アシスト、昨季は11ゴール9アシスト、今季もここまで4ゴール2アシストを記録していて、得点に加えてチャンスメイクで結果を出しているのが印象的だ。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、2023-24シーズン以降のセリエAでプリシッチ以上に得点関与数が多い選手はいない。プリシッチは46ゴールに関与しているが、インテルFWラウタロ・マルティネスですら同期間では45ゴールの関与数に留まる。

プリシッチのスピードは指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの堅守速攻にフィットしていて、今季はさらに数字が伸びる可能性が高そうだ。前所属のチェルシーでは少々苦戦したが、ミランでのパフォーマンスはもっと高く評価されるべきだろう。



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