アメリカ戦で圧巻の“9セーブ”見せるも日本代表GK大迫敬介は悔しさを露わに 「日本の守護神になるためにはこういったゲームを無失点に抑えないと何も意味がない」

アメリカ戦でゴールを守った大迫 photo/Getty Images

続きを見る

3失点目は許さず

森保一監督率いる日本代表は10日、親善試合でアメリカ代表と対戦し、0-2で敗戦を喫した。

スコアレスドローに終わったメキシコ戦より、スタメン全員を入れ替えて挑んだこの試合だったが、攻守ともに苦戦。90分を通してアメリカのペースで試合が進み、期待されたパフォーマンスを見せることはできなかった。

低調なパフォーマンスのなか、存在感を見せたのがこの日のゴールマウスを任されたGK大迫敬介だ。結果的に2失点を許したが、幾度となくピンチを救ったのは大迫だった。データサイト『SofaScore』は大迫に「8.4」の高評価をつけており、これは両チームトップの数字。また同選手はこの日脅威の9セーブを見せている。
大迫のビッグセーブがなければ、さらなる失点を許していた可能性もあるなか、この日ゴールマウスを任された守護神は試合後『U-NEXT』のインタビューにて「結果として2失点して負けているので悔しい」と気持ちを吐露。

また「空中戦や球際も強かったし、前線からのプレスの強度も高くて、そこで自分たちが苦しめられたかなと思います」とアメリカの攻撃について振り返り、「こういったアウェイの中で勝っていかないと、自分たちが目標にしているW杯優勝には届かないと思うので、今日の試合をしっかりと教訓にして次のゲームに生かしていきたいと思います」と語った。

日本にはメキシコ戦で出場したGK鈴木彩艶という守護神がいるが、同選手とのポジション争いについて聞かれた大迫は「日本の守護神になるためにはこういったゲームを無失点に抑え、チームの勝利に貢献しないと何も意味がないと思っているので、今日みたいなゲームを自分が勝たせられるようにまた成長したいと思います」と、この日のパフォーマンスに満足していないことを明かした。

来年のW杯を見据えた9月のアメリカ遠征だったが、日本は1分1敗で勝てず。さらにノーゴールに終わるなど課題が残るアウェイ2連戦となった。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.308 超ベテランの最終章

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ