ここまでのレアルはリーグ最少の1試合平均5.7本の被シュート数 指揮官X・アロンソはベリンガム復帰後のシステムをどうする?

レアルでプレイするベリンガム photo/Getty Images

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ベリンガムをスタメンに戻しても堅守を維持できるか

シャビ・アロンソを新指揮官に迎え、リーグ戦開幕3連勝と上々のスタートを切ったレアル・マドリード。称賛されるべきポイントの1つが守備で、開幕からのレアルは1試合平均5.7本しか相手にシュートを打たせていない。まだ始まったばかりとはいえ、これはリーグ最少の数字だ。

そんな中でスペイン『as』が気にかけているのは、肩の手術で離脱しているMFジュード・ベリンガムだ。現在は中盤の要であるフェデリコ・バルベルデ、オーレリアン・チュアメニを軸に、若いアルダ・ギュレル、新戦力のフランコ・マスタントゥオーノらで中盤を構成しているが、ベリンガムが戻ってきた場合はスタメンの顔ぶれが変わることになるだろう。

同メディアもベリンガムをスタメンから外す案は無いと見ているが、前述の通り現在のレアルは守備が上手く機能している。その中で攻撃面に強みを持つベリンガムをアロンソがどう起用するか注目されているのだ。
オーソドックスな形ではチュアメニ&バルベルデをダブルボランチに据え、ベリンガムをトップ下に配置した[4-2-3-1]、あるいはインサイドハーフにベリンガムとバルベルデを並べる[4-3-3]が候補となるか。

あるいは前任のカルロ・アンチェロッティも使用していた中盤をダイヤモンド型にした[4-4-2]で、トップ下にベリンガム、中盤の底にはチュアメニ、ベリンガムの両脇にバルベルデとギュレルが入る形も面白い。2トップはキリアン・ムバッペとヴィニシウス・ジュニオールだ。

いずれにしても、今の守備をベリンガム復帰後も継続したい。ベリンガムもハードワークできる選手ではあるが、アンチェロッティ体制ではポジションを自由に動かすところも目立った。アロンソはどうやってベリンガムの個性を活かしつつ、守備のバランスを取っていくのか。ベリンガムが持つ攻撃性を活かしつつ、守備のバランスを取っていくことが求められる。



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