R・レオンはミランを背負う“ゴールゲッター”になれるか アッレグリはセンターフォワードで起用する方針とも

ミランでプレイするレオン photo/Getty Images

3-5-2の2トップ起用も

今季よりミランではマッシミリアーノ・アッレグリが指揮官に復帰しているが、当初から注目されてきたのが10番を背負うFWラファエル・レオンの活かし方だ。

レオンは8月17日に行われたコッパ・イタリア1回戦のバーリ戦に先発したが、そこでふくらはぎを負傷。まだリーグ戦の方では出番がない。

この代表マッチウィーク明けには復帰する予定となっているが、伊『Milannews24』はアッレグリがレオンをセンターフォワードで起用していく考えと伝えている。これまでは左ウイングでプレイすることが多かったが、今季は異なる役割を任されることになりそうだ。

システム案としては、開幕から使用している3バックをベースとした[3-5-2]、あるいは4バックのクリスマスツリー型となる[4-3-2-1]が出ているという。3-5-2の場合は誰かと2トップを組むことになり、サンティアゴ・ヒメネスやチェルシーから加入したクリストファー・エンクンクが候補となる。

またミランは今夏にFWルカ・ヨビッチを手放しているが、これで現在背番号9を着用している選手がいないことになる。ミラン全盛期は9番の似合うストライカーが多く、21世紀に入ってからは2001年より2012年までフィリッポ・インザーギが背負ってきた。その後もアレシャンドレ・パト、フェルナンド・トーレス、ゴンサロ・イグアイン、オリヴィエ・ジルーらで繋いできたが、それが途絶えたことになる。

現在のミランでは純粋なセンターフォワードが不足しており、それこそヒメネスくらいか。アッレグリの指導でレオンがセンターフォワードとして覚醒してくれれば面白いが、レオンはチームを救うゴールゲッターへ成長できるだろうか。



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