若き日のモウリーニョのオーラは凄かった ジョン・テリーが振り返るスペシャル・ワンの衝撃「すぐに彼のオーラが伝わってきた」

プレミアリーグも制した当時のモウリーニョ・チェルシー photo/Getty Images

続きを見る

プレミア最少失点優勝を成し遂げた伝説のチーム

今でこそ丸くなった印象もあるジョゼ・モウリーニョだが、若い頃は強気な発言の目立つ指揮官だった。FCポルトでチャンピオンズリーグを制し、その実績からチェルシーの指揮官へ。ここでモウリーニョの評価は一気に上がることになった。

そのチェルシーで絶対的なリーダーだったのがDFジョン・テリーだ。モウリーニョ体制1年目となった2004-05シーズンにはプレミアリーグ史上最少となる15失点での優勝を果たしており、テリーは守備陣の中でも絶対的な存在だった。

英『FourFourTwo』にてテリーが当時を振り返っているが、モウリーニョには就任当初から特別なオーラがあったと語る。
「ポルトでCLを制したばかりで、チェルシー就任の記者会見で自らをスペシャル・ワンと呼んでいたよね。チームメイトと『マジかよ』となったよ。彼が最初にしてくれたことの1つは、EURO2004が開催されていたポルトガルのイングランド代表キャンプまで来てくれて、チェルシー所属選手たちに話をしてくれた。彼は我々をホテルに招き入れてくれたんだけど、すぐに彼のオーラが伝わってきたよ。彼は新シーズンにリーグ制覇を果たす。私やフランク(ランパード)、そして他の選手たちも大きな役割を担うことになると繰り返し言ってくれた。本当に感動的な初対面だった」

「EUROが終わって戻ってきて、彼がどれほど素晴らしい人物なのか分かった。トレーナーから食堂のスタッフ、選手まで、誰に対しても非常に多くのことを要求していた。リーグ戦、CL、国内カップ戦での弱小チームとの対戦でも、彼の細部までのこだわりは、他のどの監督でも見たことのないものだった。彼は本当に素晴らしい監督だった」

「だから解任は本当にショックだった。ジョゼの下での最後のゲームはCL・ローゼンボリ戦での引き分けだったけど、相手のゴールは自分のせいでもあった。コーナーキックでマークしていた選手に抜け出されてゴールを許してしまった。だからジョゼが解任されたと聞いた時、少し自分を責めたよ。もしあのゲームを無失点で終えていたら、監督は状況を好転させたのか。それは誰にも分からない。でも彼は素晴らしい監督で、大きな損失だった。彼が去った時、誰もが涙を流したよ」

当時のモウリーニョはまさにスペシャル・ワンと呼ぶにふさわしい存在で、プレミアとサッカー界に新時代をもたらした。その後もチェルシーは多くのタイトルを手にしてきたが、テリーやランパード、ディディエ・ドログバらを中心としたモウリーニョのチームが1番好きというサポーターも多いはずだ。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.308 超ベテランの最終章

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ