マンUはB・フェルナンデスを中心に再建すべきなのか アモリムのシステムには合っていないとの評価も「実現するには適切な選手が必要」

マンUでプレイするB・フェルナンデス photo/Getty Images

今季は開幕からブルーノの調子も上がらない

リーグ戦は開幕から1分1敗、さらにEFL杯では明らかな格下であるグリムズビー・タウンにPK戦の末敗れるなど、最悪と言っていいスタートを切った今季のマンチェスター・ユナイテッド。

その中で評価が難しくなっているのがMFブルーノ・フェルナンデスだ。怪我もなく走り続けてくれるブルーノに文句はつけられず、昨季も全コンペティションで19ゴール19アシストを記録するなどフル稼働してきた。

しかし、今季は開幕からブルーノの調子も上がっていない。『ESPN』はブルーノが指揮官ルベン・アモリムの[3-4-2-1]システムには合っていないとの見方を示していて、ブルーノの才能を活かしきれていないと問題視している。

この問題についてアーセナルやウェストハムでプレイしたスチュワート・ロブソン氏は、ブルーノ本人というよりも周囲に問題があるとの考えを示す。

「3-4-3はピッチを幅広くカバーできるシステムではある。しかし、それを実現するには適切な選手が必要だ。ウイングバックには身体能力の高い選手、セントラルMFにはダイナミックで支配的な選手が必要だ。ユナイテッドにはそうした素質を持つ選手がいない。ブルーノはシステムに合っていないよ。彼のような選手を活かすには、非常にダイナミックで身体能力の高いスカッドが必要だ」

「ブルーノの隣にデクラン・ライスのような選手がいれば、ブルーノはセントラルMFとしてもプレイできるだろう。しかし、カゼミロでは一緒にプレイできない。10年前のカゼミロならば可能だったが、今は違う」

ブルーノはシャドー、あるいはボランチで起用されることが多いが、ブルーノ本人も機動力に優れたタイプではない。ボランチにもブルーノを十分にサポートできる選手がいないと同メディアは評価しており、今のシステムでブルーノをどう活かせばいいのか答えは見えづらい。

同メディアはブルーノを手放し、代わりにブライトンMFカルロス・バレバ、クリスタル・パレスMFアダム・ウォートンのような選手を獲得した方がアモリムのシステムが機能するのではないかとの見方まで紹介している。さすがにバレバとウォートンのダブル獲りは現実的な案ではないが、ブルーノ抜きでチームを再建した方が上手くいく可能性はある。

今季はブルーノも得意のPKを外してしまうなど、波に乗れていない。同メディアで解説を務めるマーク・オグデン氏は「本当の答えはブルーノ自身ではなく、周囲の選手たちにある」とブルーノをフォローしていて、周囲に変化が必要との考えだ。しかし周囲の選手をガラリと変えるのも難しく、ブルーノを中心に再建していくのがベストな方法かは分かりづらくなっている。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.308 超ベテランの最終章

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ